北九州市旧古河鉱業若松ビル
~100年のあゆみ~

 若松南海岸通りは、石炭景気に沸いた大正期の建物群が多く残るエリア。歴史を感じる建物が集まるこの通りは、映画の撮影にも度々使われています。
 その中でも一際目立つ存在なのが「北九州市旧古河鉱業若松ビル」。その名の通り、大手資本・古河財閥が石炭販売の拠点として建設しました。小さなビルですが、玄関や窓枠などのデザインはルネサンス様式を基調とし、その他は簡素な幾何学模様が施された大正建築の意匠が髄所に散りばめられた近代遺産です。
 2019(令和元)年は、竣工100周年を迎える節目の年。若松のシンボルであるこの建物が歩んできた軌跡を振り返ってみましょう。


 
 

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若松区のフリーペーパー『若松物語vol.25』では、「100周年記念 北九州市旧古河鉱業若松ビル」と題し、詳しく紹介しています。

 

『若松物語vol.25』