若松隆盛期を彷彿とさせる
郷土芸能「五平太ばやし」

若松では毎年7月、日本一の石炭積出港として栄えた若松港を舞台に「若松みなと祭り」を開催しています。祭りの主役である「郷土芸能 五平太ばやし」は、若松出身の芥川賞作家・火野葦平によって作詞されました。石炭景気に沸いた当時のまちの様子を描いたこのお囃子に合わせて、チームごとに多彩に繰り広げられるリズミカルな太鼓の本調子や伴奏、そして唄、踊り。かつて港を行き交った船をかたどった山車の数々。個性豊かに、そして港町らしいパフォーマンスで、観客を魅了します。
 みなと祭りでは、バチさばきを競う「競演会と、全チームが一堂に集結し、太鼓を打ち鳴らす「総打ち」とが行われています。まずは唄や演奏をじっくりと聞くことのできる「競演会」の映像で、五平太ばやしの魅力を感じてください。
(演奏:若松青年商業会 2015年度優勝演技)


 

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若松区のフリーペーパー『若松物語vol.16』では、「郷土の発展を願う港町の名物 若松みなと祭り」と題し、祭りの歴史や2017年度のイベント紹介をしています。

 

 『若松物語 vol.16』