世紀を越えて
~曽根新田と神幸行事~

小倉南区には、数多くの個性豊かな祭礼が地域で守り育まれており、その中でも曽根・朽網地区に伝わる「曽根の神幸行事(じんこうぎょうじ)(開作神事)」は、2018(平成30)年に、200回目の大きな節目を迎える伝統ある祭礼です。その起源は、西日本一帯で発生した「享保の大飢饉」の影響で、長い財政難に陥っていた小倉藩の米生産量拡大のために行われた曽根新田開発に由来します。
現在のような気象観測システムもなく、波の高さや雲の速さで台風の接近を知る時代、毎年繰り返される災害から米の生産を守るため、先人たちは龍神の加護を求め、祭礼行事を拡大させていきました。
神幸行事を通じて、世紀を超え受け継がれてきた地域の絆とその歴史を、南都vol.16の特集と共に映像でもお楽しみください。


 

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小倉南区のフリーペーパー『南都vol.16』では、「世紀(とき)を越えて~曽根新田と神幸行事~」と題し、祭りの歴史や2017年度のイベント紹介をしています。

 

 『南都 vol.16』